今回は、堂場瞬一さんの作品を読む順番について紹介致します。
それではみていきましょう。
【堂場瞬一×読む順番】小説/その他を全作品まとめました

作品の詳細です。
ミステリ/警察/その他小説
天国の罠

天国の罠 (角川文庫)
フリーライターの広瀬隆二は、元代議士の今井から15年前に失踪した娘・香奈の捜索を依頼される。追跡取材を続けるうち、広瀬はかつて交通事故で失った自分の恋人と重ね合わせ、まだ見ぬ“幻の女”に次第に惹かれていく。しかし、行く手を阻むかのように襲い掛かる謎の男たち。香奈失踪の裏に隠された巨大な組織的陰謀とは。そして待ち受ける衝撃の結末…。息もつかせぬスピード感で駆け抜ける、社会派クライムサスペンス。
引用:「BOOK」データベース
棘の街

棘の街 (幻冬舎文庫)
地方都市・北嶺での誘拐事件は、県警捜査一課の敏腕刑事・上條のミスにより被害者が殺害され、捜査が行き詰まっていた。自らの誇りを取り戻すため捜査に邁進する彼の前に現れた少年。その出会いが彼が封印してきた過去を解き始めた時、事件は意外な姿を見せる…。己の存在意義、組織と個人、親と子。様様に揺れる心情を丹念に描く傑作警察小説。
引用:「BOOK」データベース
約束の河

約束の河 (角川文庫)
法律事務所を経営する北見貴秋は、薬物依存症の入院療養から戻った日、同級生の服部奈津から、幼馴染の今川出流の死を知らされる。今川は作家としてデビューを飾り、期待されていた矢先の出来事だった。彼は本当に自殺したのか。北見は、死の真相を確かめようと行動を起こす。一方、北見の父の親友だった刑事の藤代もまた、今川の死と北見の行動に疑問を抱いていた―。衝撃の結末が最後に待ち受ける長編ミステリー。
引用:「BOOK」データベース
バッド・トラップ

バッド・トラップ
1992年、ロス暴動の最中、強奪され闇に消えていた秘宝・ケツァルコアトル像が日本に秘匿されている。1千万ドルを超える価値があるという像の情報を入手した詐欺師・リュウは元傭兵・御手洗、偽造専門家・彩を率いて、幾重にも罠を張り巡らせながら所有者である政商・小笠原に接近を図る。計画は順調に進行しているかに見えたが、秘宝を狙っていたのはリュウたちだけではなかった。そして、それぞれのプライドを懸けた死闘が始まる―。
引用:「BOOK」データベース
神の領域 :【改題】神の領域 検事・城戸南

神の領域―検事・城戸南 (中公文庫)
横浜地検の本部係検事・城戸南は、ある殺人事件を追ううちに、陸上競技界全体を蔽う巨大な闇に直面する。それは、箱根駅伝途中棄権という城戸自身の苦い過去とその後の人生に決着を迫る闘いとなった。あの「鳴沢了」も一目置いた横浜地検検事の事件簿。
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少年の輝く海

少年の輝く海 (集英社文庫)
瀬戸内の島。東京から山村留学にきた中学二年生鳥海浩次は、退屈な島暮らしにうんざりしていた。ある日、地元の同級生・計が、蔵から海図を見つけ出す。水軍の財宝をつんだ船が嵐で沈没したという伝説があり、その船のありかが記されているというのだ。格好の暇つぶしと、山村留学仲間の花香を誘い、三人で海へこぎ出すが…。少年少女のきらめく夏物語を瑞々しく描くオリジナル文庫。
引用:「BOOK」データベース
虚報

虚報 (文春文庫)
大学教授のサイトがきっかけで発生した「ビニール袋集団自殺」事件を、やり手キャップの市川と担当する社会部の新聞記者の長妻は、たびたび他社に出し抜かれ、追い詰められていくが、やがて独自の取材で起死回生のスクープを放つ…。生き馬の目を抜く報道の最前線を活写した怒涛のエンターテインメント長編。
引用:「BOOK」データベース
誇り

誇り
「常習犯」―窃盗のプロであるあいつが人を殺すはずがない―。腑に落ちないまま、ベテラン刑事は犯人と対峙する。「猫バスの先生」―幼稚園のバスの運転手になった退職警官。ある朝、不審な光景を目にする。男の脳裏に、防げなかった過去の事件が甦る―。「去来」―捜査情報が漏れた。揺れる県警本部で、極秘に犯人捜しがはじまった。苦悩する刑事部長に記者が訪ねてくる。「いま、大変なんじゃないですか」。当代きっての書き手が描く、心にしみる男の生き方。静かに熱い珠玉の警察小説集。
引用:「BOOK」データベース
沈黙の檻

沈黙の檻 (中公文庫)
十七年前の殺人事件で犯人と目された男・末松は、自らの無実を証明しようともせず、沈黙を守り続けていた。ある日、末松が何者かに襲われ、警護を命じられた刑事の氷室は、彼が何かを隠していると確信し、独自に調べ始める。そして、末松の共犯だという男が殺された―。「容疑者」に甘んじる男の心の謎をめぐる物語。
引用:「BOOK」データベース
蒼い猟犬 1300万人の人質

蒼い猟犬―1300万人の人質
葛飾南署刑事課にいた江上亨は、夢見た警視庁捜査一課の新部署に異動となった。“特別捜査第三係”―そこは実務研修で若い刑事を育てるために設立され、実験的に経験が足りない者が集められていた。そのため他部署のベテラン刑事からは、蔑むように“ひよこ”と呼ばれている。江上たちの初任務は、複数の小学校で同時発生した急性食中毒事件。毒物を混入された給食を食べた200人近い児童が腹痛と嘔吐を訴えたのだ。懸命の捜査を開始した警察を嘲笑うかのように、繰り返される犯行、そしてTVの生放送番組にかかってきた犯人からの電話。都民の生命を人質に都庁に5億円を要求した姿なき脅迫犯を、“ひよこ”たちは追い詰めることができるのか…。警察小説の旗手が“刑事の苦悩と成長”を爽やかに描く意欲作。
引用:「BOOK」データベース
異境

異境 (小学館文庫)
一匹狼の新聞記者甲斐昭人と女性刑事浅羽翔子が追う謎の失踪事件―。本社社会部から追われた甲斐は横浜支局に着任早々、失踪した後輩の行方を追うことになった。スクープを掴んでいたらしい彼の足跡を辿るうちに、警察内部の腐敗した実情と謎の外国人犯罪集団の存在に行き着く。そしてその二つは繋がっていた…。情報の鍵を握っているのは、潔癖さゆえ県警内で孤立している女性刑事翔子。「組織の人間としてじゃなくて君個人の正義感。正しいと思ったことをやるべきだと思う」手がかりはブラジル国花のピアス。巨大な組織を相手に二人の孤独な戦いが始まる…。
引用:「BOOK」データベース
共鳴

共鳴 (中公文庫)
大学にも行かず、家に引きこもっている孫・将を強引に自宅へ連れてきた、元刑事の麻生。持ちこまれる近所の事件を調べるため、将を「相棒」に任命した麻生だったが、前途は多難で―。警察小説の旗手が贈る、あたらしい「家族」小説。
引用:「BOOK」データベース
衆:【改題】衆 1968 夏

衆 1968 夏 (文春文庫)
「あの事件を、今更ほじくり返してどうするんです?」数十年ぶりにかつて大学生活を送った地方都市に舞い戻った大学教授の鹿野道夫は、全共闘運動のさなか起こったある「事故」を執拗に調べ始める。機動隊との衝突が招いた一人の高校生の死―謎が謎を呼び、昭和の恩讐を呼び覚ます。骨太の人間ドラマ。
引用:「BOOK」データベース
暗転

暗転 (朝日文庫)
朝の通勤ラッシュ時に満員の急行電車が脱線し80人以上が亡くなる大惨事が起きた。どうして事故は起きたのか。犠牲者の無念を晴らすため、老警官とジャーナリストが動き出す。彼らは必死になって真相を突き止めようとし、事実を隠す鉄道会社と向き合うのだが…。
引用:「BOOK」データベース
解

解 (集英社文庫)
バブル経済絶頂期、大学生の大江波流と鷹西仁は、政治家と小説家になる夢を語り合う親友同士。代議士の息子の大江は、大蔵省へ入省。鷹西は、社会勉強と文章修業のため新聞記者になった。目標実現のためにキャリアを積む二人だったが、大江の父親が急逝したことで忌まわしい殺人事件が…。めまぐるしく転変する彼らの人生を辿りながら、“平成”という時代を抉り出す骨太の長編社会派ミステリー。
引用:「BOOK」データベース
ラスト・コード

ラスト・コード (中公文庫)
豪奢な一軒家で、執拗に切りつけられた惨殺体が見つかった。渋谷中央署の刑事・筒井は、被害者の娘・美咲と署へ向かう道中、何者かに襲われる。だが、警察上層部から圧力がかかり、襲撃事件は揉み消されてしまう。孤立無援となった筒井は、探偵の小野寺冴とともに調査を始める。警察内部の「事情」、襲撃者の目的は―。
引用:「BOOK」データベース
穢れた手

穢れた手 (創元推理文庫)
大学と登山の街、松城市の警察署に勤務する警部補・桐谷は、収賄容疑で逮捕された同期で親友の刑事の無実を信じていた。彼がそんなことをするはずがない!処分保留で釈放されたものの、逮捕された時点で解雇が決まっていた彼の名誉を回復すべくたったひとり、私的捜査を開始した桐谷。組織の暗部と人間の暗部、そして刑事の友情のかたちを苦い筆致で描く傑作。待望の文庫化!
引用:「BOOK」データベース
検証捜査

検証捜査 (集英社文庫)
神谷警部補は、警視庁捜査一課の敏腕刑事だったが、伊豆大島署に左遷中。彼に本庁刑事部長から神奈川県警に出頭命令が下る。その特命は、連続婦女暴行殺人事件の犯人を誤認逮捕した県警そのものを捜査することだった。本庁、大阪、福岡などから刑事が招集されチームを編成。検証を進めるうち、県警の杜撰な捜査ぶりが…。警察内部の攻防、真犯人追跡、息づまる死闘。神谷が暴く驚愕の真実!警察小説。
引用:「BOOK」データベース
Sの継承<上下>

Sの継承(上) (中公文庫)
捜査一課特殊班を翻弄する毒ガス事件が発生。現場で発見された白骨死体は、五十年の時を超え、過去のクーデター計画へと繋がっていた。―東京五輪前夜の一九六三年、国を正す使命感に燃える理系の大学生・松島は、財界の重鎮である国重に誘われ、毒ガス開発に踏み出したが…。政治家を排除しての直接民主主義は、実現できるのか?
引用:「BOOK」データベース

Sの継承(下) (中公文庫)
毒ガス犯人だけど、何か質問ある?―捜査一課の峰脇らを嘲笑うかのように、ネット掲示板にスレッドが立つ。犯人しか知り得ない事実を次々書きこむスレ主の「S」を、警察は追う。やがて、毒ガスを盾に国会議員総辞職を求めたSは、国会議事堂前で車に立てこもる。噴射のタイムリミットまで、約七時間。峰脇はSを止められるか?
引用:「BOOK」でーたべーす
オトコのトリセツ【改題】オトコの一理

オトコの一理 (集英社文庫)
体形を気にする男にとって体脂肪率と体重は機密事項である。だが、気にしていることを他人に知られてはならない、恥ずかしすぎる。男の沽券にかかわるのだ。身体を鍛え、趣味を極め、ファッションに敏感であるために、頑張る切なさと滑稽さが愛おしい物語。シューズ、時計、手帳、サングラス、コート、クルマ、サプリメントなど、こだわりと思い入れのある品をテーマに男たちへエールを贈る短編集。
引用:「BOOK」データベース
内通者

内通者 (朝日文庫)
千葉県警捜査二課の結城孝道は、千葉県土木局と建設会社の汚職事件を追っていた。捜査の発端となったのは建設会社の窓際社員による内部告発だった。彼の情報により決定的な証拠もつかみ逮捕直前までいくが…。一方、結城の家族にも不幸が襲う。一体これは偶然なのか?
引用:「BOOK」データベース
グレイ

グレイ (集英社文庫)
1983年東京。波田は、アルバイトで生活費を稼ぐ20歳の大学生。冷房もない部屋で食事や銭湯代に事欠く日々だ。夏休みも帰京せずにいいアルバイトはないかと探すうち、あるチラシを目に留め、日給1万円の街頭調査のバイトを見つける。町行く人に声をかけ、アンケートを取り、そのデータをコンピュータに入力する仕事だ。要領のいい波田はすぐに業務になじんでいった。意識調査を行うその研究所は羽振りがよく、予想外の大金を手にする。優秀さを買われ契約社員となった彼は、所長が正義のためという怪しい仕事に……。バブル前夜、罠にはめられた青年が、正義も悪も踏み台にして孤独な闘いに挑む姿をリアルに描く。警察小説の旗手が挑むピカレスク・ロマン。
引用:Amazon
埋れた牙

埋れた牙 (講談社文庫)
捜査一課から地元の武蔵野中央署へと転出した刑事・瀧靖春は、旧友の長崎から姪の恵が行方不明になっていると相談を受けた。市議会議員の選挙運動を手伝っていたという恵。その足取りを追う中、瀧は過去に類似の失踪事件が起きていたことに気づく。やがて瀧の捜査にも見えざる圧力がかかりはじめ…。
引用:「BOOK」データベース
誤断

誤断 (中公文庫)
長原製薬の広報部員・槇田は、副社長から極秘任務を命じられた。相次いで発生した転落死亡事故に、自社製品が関わっている可能性があるという。外資企業と合併交渉中の長原製薬にとって、この時期の不祥事は致命的だ。被害者家族の口を封じるために動く槇田は、隠蔽された過去の公害事件にも直面し―。巻末に「玉山鉄二×堂場瞬一対談」を収録。
引用:「BOOK」データベース
複合捜査

複合捜査 (集英社文庫)
さいたま市で治安悪化に対応する夜間緊急警備班が発足。班長の若林警部は、部下の失態で出世街道を外れた男。仕事の虫で部下を無能扱いする彼は、若手刑事から煙たがられる存在だ。ある夜、放火現場へ急行し、初動捜査にあたる。翌日、繁華街で発見された惨殺死体が、放火と関連があると睨んだ警備班は…。凶悪犯を追う熱い刑事魂をスピード感溢れる筆致で描く警察小説。待望の「検証捜査」兄弟編!
引用:「BOOK」データベース
夏の雷音

夏の雷音 (小学館文庫)
本の街、アウトドアの街、楽器の街…。いくつもの顔を持つ東京・神保町を震撼させる惨殺事件が発生した。地元に生まれ育った法学部准教授の吾妻は被害者が高校の後輩であることを知る。楽器店のオーナーだった後輩の店からは一億二千万円の超高級ギターがなくなっていた。調べていくうちに吾妻はヴィンテージギター業界の内情、オークションの世界のからくりを知る。犯人を追跡する彼をことごとく妨害するのは旧知の地元署の刑事。そして浮かび上がってきたのは狂乱の地上げ時代の亡霊たちだった…。堂場瞬一渾身の社会派ミステリー。神保町の名店も多数登場。
引用:「BOOK」データベース
十字の記憶

十字の記憶 (角川文庫)
地方紙の支局長として20年ぶりに地元に戻って来た福良孝嗣は、前市長の息子が銃殺された事件を着任早々、取材することになる。一方、高校の陸上部で福良とリレーのメンバーを組んでいた県警捜査一課の芹沢拓もまた同じ事件を追っていた。記者と刑事―交わってはならない関係となった2人。だが、事件の背後を洗ううち、2人は、もう1人の同級生の重い過去によって引き寄せられていく。青春+警察ミステリ、待望の文庫化。
引用:「BOOK」データベース
激動東京五輪1964

激動 東京五輪1964
昭和三十九年十月―。オリンピックに沸く東京を舞台に、ミステリーの最前線を走る七人の思惑が交錯する。激動の昭和史をひもとく競作シリーズが開幕。究極のアンソロジー、全編書き下ろし!!
引用:「BOOK」データベース
堂場瞬一 通算100冊突破記念号通過点

堂場瞬一 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)
通算100冊突破記念号! 人気作家・堂場瞬一総特集。
引用:Amazon
一挙100枚! 感動の書き下ろし小説、阿川佐和子との対談、
ジャンル別ブックガイド、栗山英樹、鎌田實、内片輝らからの寄稿など。
Killers<上下>

Killers(上) (講談社文庫)
2014年、渋谷。東京五輪にむけ再開発が進む中、古いアパートで老人の他殺体が発見された。老人の額には“十字の傷”が付けられていた。新聞記者の河東怜司、捜査一課の生沢薫は、その傷痕より1961年から続く連続殺人事件を思い出す。この老人は何者なのか?半世紀にわたる殺人者の系譜と追う者たち。
引用:「BOOK」データベース

Killers(下) (講談社文庫)
1985年、渋谷。刑事の生沢宗太郎は代官山で起きた殺人事件の報を受ける。死体の額には“十字の傷”が付けられているのだという。20年前の連続殺人がなぜいま?生沢は犯人を追うが―。彼はなぜ殺すのか?半世紀という時の流れに潜む殺人者。「人が人を殺す」という問いに向き合い描く記念碑的巨編。
引用:「BOOK」データベース
バビロンの秘文字I 胎動篇

バビロンの秘文字I – 胎動篇
恋人の里香に会いにストックホルムを訪れた戦場カメラマン・鷹見の目前で、彼女の勤務先である国際言語研究所が爆破された。現場から鬼気迫る様子で走り去った里香に、未解読の“粘土板”を持ち出した疑いがかけられてしまう。行方を追ううちに、古代アッシリアのシュメル人の末裔と称する、亡国の民ラガーンの存在を知る。そして鷹見自身にも襲撃者の手が…!古代と現代を繋ぎ、世界を駆けるアクション・ミステリー、遂に開幕!
引用:「BOOK」データベース
バビロンの秘文字II 追跡篇

バビロンの秘文字II – 追跡篇
スウェーデンとデンマークを繋ぐ橋で、謎の運用ヘリの襲撃を受け、鷹見の目前で“粘土板”と共に海に沈んでいった里香。爆風に巻き込まれた鷹見も負傷する。一方、ラガーン建国の動きに、アメリカ、ロシアの二大国がそれぞれの思惑を胸に動き出し、失意に沈む鷹見にCIAのエージェント、ウォンが接触してきた。世界を変える真実を秘めた“バビロン文書”の争奪戦に巻き込まれた鷹見は…。歴史アクションミステリー第2弾。
引用:「BOOK」データベース
バビロンの秘文字III 激突篇

バビロンの秘文字III – 激突篇
ニューヨークでのラガーン過激派による建国宣言は、世界に衝撃を与えた。しかし過激派も成功の鍵“バビロン文書”を入手できず、捜索網を広げる。一方、鷹見は文書を解読するため、CIAエージェント・ウォンの斡旋でベルリンへ飛んだ。FBI証人保護プログラムを受ける天才の手助けを得るために。約束の日が近づく中、“バビロン文書”の謎がいよいよ解き明かされるのか。そして預言の行方は―中央公論新社創業130周年記念作品。国境と時空を超え歴史に埋もれた民族を壮大なスケールで描く怒涛の書き下ろし。3ヶ月連続刊行、堂々完結。
引用:「BOOK」データベース
共犯捜査

共犯捜査 (集英社文庫)
福岡で資産家の女児誘拐事件が発生。県警捜査一課刑事・皆川は、身代金を奪った犯人を追い詰め溺死させてしまう。被害者への手がかりを失い焦る捜査陣。だが、共犯者の存在が浮かび、次なる幼児誘拐が発生との情報が入る!皆川は、複雑な連続誘拐に翻弄されながらも、命を張って犯人を追い詰めていく。若き刑事が暴く驚愕の真相とは!熱き刑事魂を描く書き下ろし警察小説。『検証捜査』兄弟編。
引用:「BOOK」データベース
黒い紙

黒い紙 (角川文庫)
大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須恭介が真相究明に動き出す。そして犯人から現金10億円を要求する第2の脅迫状が届けられた。長須は、正義とクライアントの利益に葛藤しながら、巨大企業の“闇”に挑む。
引用:「BOOK」データベース
メビウス1974

メビウス1974
1974年10月14日―「日本の夢が終わった日」。長嶋茂雄引退試合と、三井物産爆破事件が同時に起きたその日、過激派の次代の「エース」・下山英二が突然、失踪した。下山を追う刑事、下山が愛し続ける女、下山と決別した弟。もう二度と会うはずのなかった男女が、42年ぶりに再会した時、最後に見たものは、絶望か?希望か?あの日、あなたは何をしていましたか?一気読み必至の書き下ろしエンタテインメント。
引用:「BOOK」データベース
錯迷

錯迷
順調にキャリアを重ねてきた神奈川県警捜査一課課長補佐の萩原哲郎に突然の異動命令が下された。行き先は鎌倉南署。それも署長としての赴任。異例の昇格人事の裏には事情があった。それは女性前署長の不審死の謎を解くこと。署内の結束は固く、協力者を得られないまま、孤独の秘密捜査を始める萩原。そして忘れ去られた過去の未解決殺人事件との関連が浮上して…。
引用:「BOOK」データベース
犬の報酬

犬の報酬
大手メーカーのタチ自動車は、自動運転技術の開発に取り組んでいた。政府の特区に指定されている千葉・幕張での実証実験中、実験車両が衝突事故を起こす。軽微な事故ということもあり、警察は発表しなかった。ところが数日後、この事故に関するニュースが東日新聞に掲載される。同紙社会部遊軍キャップの畠中孝介に情報を流したのは、いったい誰なのか?トラブル対応時の手際から社内で「スーパー総務」と揶揄されるタチ自動車本社総務課係長・伊佐美祐志を中心に、「犯人探し」のプロジェクトチームが発足するが…。
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ネタ元

ネタ元
『号外』―1964年。東京オリンピック開会式当日で浮かれる世間をよそに、記者は特ダネを掴んでいた―必ず物にしてみせる!『タブー』―1972年。都内ホテルでの女性弁護士殺人事件。記者は恋人から重大情報を知らされ―このネタ、使っていいのか?『好敵手』―1986年。支局長として新潟に戻ってきた記者が、長年のネタ元と再会―まだ俺は現役だろうか。『ネタ元』―1996年。インターネット黎明期、記者は自分のサイト経由でネタを掴んだ―人に会わずに書く、きっと未来はそうなるぞ。『不拡散』―2017年。支局に配属されたルーキー記者は、情報の氾濫に悩んでいる―新聞記者って必要なのか?
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絶望の歌を唄え

絶望の歌を唄え
日本がテロの餌食に―。刑事という過去と断絶した男が、再び覚醒する。テロによって人生を狂わされた男は、10年の友情にさよならを告げた。究極に切ないハードボイルド・サスペンス!
引用:「BOOK」データベース
時限捜査

時限捜査 (集英社文庫)
太陽の塔、USJなど、大阪の名所で連続爆破が発生。府警が混乱する現場に出動するなか、大阪駅で人質を盾にした立て籠もり事件が起こる。犯人は現金10億円と逃走用ヘリを要求。駅を封鎖した管轄署長の島村は、早急な解決を目指すが…。膠着した現場に、東京の神谷刑事から、驚愕の情報が入る。島村はある策を得て、巧妙に計画された犯罪に挑む!「検証捜査」の魂を継ぐ書き下ろし警察小説。
引用:「BOOK」データベース
砂の家

砂の家
大手外食企業「AZフーズ」で働く浅野健人に、突然弁護士から電話がかかってきた。「お父さんが出所されました」。20年前、健人が10歳のとき、父親が母と妹を刺し殺して逮捕された。残された健人と弟の正俊は別々に預けられ、犯罪加害者の家族として絶望的な日々を送ってきた。出所した父親は果たして兄弟の前に現れるのか…。一方、「AZフーズ」社長のもとに、誰も知るはずのない会社の秘密を暴露した脅迫文がメールで届く。いったい誰が、何のために。社長から息子のように信頼されている健人がその解決役を任されたが…。警察小説の旗手が犯罪加害者家族の心の叫びを描く社会派サスペンス!
引用:「BOOK」データベース
焦土の刑事

焦土の刑事
一九四五年。B29による東京大空襲の日、防空壕で女性の遺体が発見される。首には刃物による切り傷が。街に転がる無数の遺体と、目の前のたったひとつの遺体。これは戦争ではない。個人に対する犯罪だ―。捜査を進める京橋署刑事の高峰は署長から思わぬ言葉を聞かされる。「あれは、空襲の被害者だ」。殺人事件のもみ消し―そしてまた殺人が起きる。高峰は、中学からの同級生で特高に籍を置く海老沢とともに、終戦をまたいで「戦時下の殺人」の犯人を追い詰めていく。「刑事」と「公安」。現在に至るルーツがここにある。警察小説の旗手が満を持して描く大河シリーズ、開幕。
引用:「BOOK」データベース
スポーツ小説(野球・陸上・ラグビー・その他)
まずは、野球編からです。
8年

8年 (集英社文庫)
オリンピックで華々しい活躍をし、当然プロ入りを期待されたが、ある理由から野球を捨ててしまった投手・藤原雄大。8年後、30歳を過ぎた彼は、突然、ニューヨークのメジャー球団に入団する。あの男ともう一度対戦したい!その悲願のためだけに…。一度は諦めた夢を実現するため、チャレンジする男の生き様を描くスポーツ小説の白眉。第13回小説すばる新人賞受賞作。
引用:「BOOK」データベース
いつか白球は海へ

いつか白球は海へ (集英社文庫)
六大学野球で活躍した海藤敏は、プロ野球界入りを諦め、社会人チーム“間島水産”に入団。オーナーの熱心な勧誘と、全国制覇を遂げた名門チームへの憧れが心を動かしたのだ。だが、入団早々、オーナーが急死し、チーム存続の危機が明らかになる。勝利にこだわるルーキーの熱い思いは、他の選手達を…。野球を愛する男達の闘いを描く気鋭のスポーツ小説。ひたむきな昭和のフィールド・オブ・ドリームス。
引用:「BOOK」データベース
焔 The Flame

焔 The Flame (実業之日本社文庫 堂場瞬一スポーツ小説コレクション)
プロ9年目の今季、FA権を取得するスターズの看板選手・沢崎鉄人。大リーグ入りを目指す沢崎は、チームメイトの四番打者・神宮寺と首位打者争いを繰り広げる。沢崎にタイトルを獲らせ移籍交渉を有利に運びたいスポーツエージェント・藍川は、密かに暗躍をはじめるが―数多の欲望が渦巻くペナントレース最終盤の人間ドラマを緊迫の筆致で描く、傑作野球サスペンス。
引用:「BOOK」データベース
ミス・ジャッジ

ミス・ジャッジ (実業之日本社文庫)
レッドソックスの先発投手として、メジャーデビューを果たした橘。暗い過去を秘めた日本人初のMLBアンパイア竹本。高校・大学時代の確執を引きずるふたりの人生が、大リーグを舞台に再び交錯する。たった1球の判定が明暗を分ける熾烈な世界で、因縁の闘いに決着はつくか―強烈な自負心と深い孤独を抱えた男たちのドラマを描く、傑作野球エンターテインメント。
引用:「BOOK」データベース
大延長

大延長 堂場瞬一スポーツ小説コレクション (実業之日本社文庫)
公立の進学校・新潟海浜と、私立の強豪・恒正学園との夏の甲子園決勝戦は延長15回でも決着がつかず、再試合にもつれこんだ。両チームの監督は大学時代のバッテリー。中心選手はリトルリーグのチームメイト。互いの過去と戦術を知り尽くした者同士の壮絶な闘いのなかで、男たちの心は大きな変化を遂げていく―野球を愛するすべての人に贈る、感動の傑作長編。
引用:「BOOK」データベース
BOSS

BOSS (実業之日本社文庫)
低迷が続くニューヨーク・メッツのゼネラルマネージャー(GM)に、日本人の高岡脩二が大抜擢された。出塁率を重視する“スモール・ベースボール”で好発進したメッツを迎え撃つのは、高岡のかつての師で、アトランタ・ブレーブスの老練GMアーノルド・ウィーバー。グラウンドの裏側でチームを率いる対照的な二人のBOSS、その熱い駆け引きの行方を描く傑作長編。
引用:「BOOK」データベース
ラストダンス

ラストダンス (実業之日本社文庫 堂場瞬一スポーツ小説コレクション)
プロ野球チーム「スターズ」の同期、真田誠と樋口孝明。ドラフト5位からスター投手にのし上がった真田に対し、即戦力と期待された捕手・樋口は準レギュラーに甘んじていた。そして今季、40歳のふたりに引き際が訪れる。優勝争いにからむシーズン終盤、真田と樋口は17年ぶりにバッテリーを組むことになるが―予想外の展開を見せる引退ドラマを濃密に描く感動作。
引用:「BOOK」データベース
八月からの手紙

八月からの手紙 (講談社文庫)
1948年、戦後間もない東京で野球の力を信じた男たちがいた。復興への期待を胸に、「日本リーグ」を立ち上げようと奔走する日系二世の元ピッチャー矢尾。戦時中、カリフォルニアの収容所で絶望の日々を送る彼を支えたのは、ニグロリーグのスター選手ギブソンとの友情だった。
引用:「BOOK」データベース
傷

傷 (講談社文庫)
刑務所にぶちこんでやりたい―。人気プロ野球選手が膝の手術を担当した名医を刑事告発。故意に靱帯を切断されたというのだ。だが医師は失踪。世間をゆるがす大事件の真相を若手刑事と社会部の女性記者が追いかける。男たちの嫉妬と欲望うずまく球界を舞台にした、著者ならではのハイブリッド警察小説!
引用:「BOOK」データベース
20

20 (実業之日本社文庫)
低迷に喘ぎ、売却が決定した名門球団“スターズ”。本拠地でのシーズン最終戦、プロ初先発のルーキー有原はノーヒットノーランのまま9回を迎えた。スターズのリードは1点。快挙達成へのアウト3つを奪うため、ルーキーが綱渡りで投じる20球を巡り、両軍選手や監督ほか関係者の思惑を、1球ごとに語り手を替えて濃密に描き出す。堂場野球小説の真骨頂、渾身の書き下ろし!
黄金の時 Searching for his youth lost

黄金の時 (文春文庫)
亡くなった父親の遺品を整理中、作家の本谷は意外なものを発見する。1963年、日本初のメジャーリーガーが誕生する以前、マイナーリーグのサクラメント・ゴールドハンターズで野球をする若き日の父が写った一枚の写真。厳格で仕事一筋、自分と相容れなかった父の過去を知るべく、本谷はアメリカへ―。
引用:「BOOK」データベース
虹のふもと

虹のふもと (講談社文庫)
球界を代表する投手としてメジャーでも活躍した川井秀人。45歳となった今も、日本の独立リーグで現役を続けている。リーグの新構想としてハワイのチームに移籍することになった彼は、そこで娘の美利と再会する。若手選手やフロントとの軋轢の中、川井が現役にこだわる理由とは―。堂場野球小説の金字塔。
引用:「BOOK」データベース
1934年の地図

1934年の地図
1960年初夏、地理学者・京極勝の前に、思いがけない人物が現れた。ディック・チャンドラー。大戦前夜の1934年秋、ベーブ・ルースとともに全米野球チームの一員として来日した大リーガーだ。戦争を挟んで途絶えていた絆がよみがえるが、なぜディックは26年ぶりに突然来日したのか―。舞台は東京、横須賀、ボストン、そしてニューヨークへ…激動の時代、人生の地図を手探りで描こうとする男たちの友情と謎を大スケールで描く、歴史エンタメ・サスペンス!書き下ろし。
引用:「BOOK」データベース
続いては陸上編です。
キング:【改題】標なき道

標なき道 (中公文庫)
「絶対に検出されないんです」最後の五輪代表選考レース直前に一本の電話がかかってきた。「勝ち方を知らない」ランナー・青山に男が提案したのはドーピング。卑劣な手段を拒んだ青山だが、すでに男の手がライバルにも伸びていたことを知り…。男たちの人生を懸けた勝負が始まる。
引用:「Oricon」データベース
チーム

チーム (実業之日本社文庫)
箱根駅伝出場を逃がした大学のなかから、予選で好タイムを出した選手が選ばれる混成チーム「学連選抜」。究極のチームスポーツといわれる駅伝で、いわば“敗者の寄せ集め”の選抜メンバーは、何のために襷をつなぐのか。東京~箱根間往復217.9kmの勝負の行方は―選手たちの葛藤と激走を描ききったスポーツ小説の金字塔。巻末に、中村秀昭(TBSスポーツアナウンサー)との対談を収録。
引用:「BOOK」データベース
ヒート

ヒート (実業之日本社文庫)
日本男子マラソンの長期低迷傾向に歯止めをかけるべく、神奈川県知事の号令のもと新設された「東海道マラソン」。県庁職員の音無は日本陸上界の至宝・山城悟のペースメーカー役に、孤独なランナー・甲本剛を起用する。果たして世界最高記録達成はなるか。数多の人間の欲望と情熱を乗せたレースは、まさかの展開に―。箱根駅伝を描いた『チーム』の続編。
引用:「BOOK」データベース
チームII

チームII (実業之日本社文庫)
マラソン日本記録を持ち「陸上界の至宝」といわれる山城悟は、怪我と所属チームの解散危機で、引退の瀬戸際にいた。傲慢な山城に、かつて箱根駅伝を学連選抜チームとして共に走った仲間がサポートを申し出るが、彼は再起できるのか?熱き男たちの友情、葛藤、そして手に汗握る駅伝レースの行方は?スポーツ小説の金字塔『チーム』7年後の物語。
引用:「Oricon」データベース
ランニング・ワイルド

ランニング・ワイルド
タイムリミットは24時間。最も過酷な「アドベンチャーレース」に参加した機動隊員が、家族を人質に脅迫された。妻子を救い、犯人を追い詰めて、そしてレースに勝利できるのか?警察小説の名手が描く、スポーツ・サスペンスの最先端。
引用:「Oricon」データベース
続いてはラグビー編です。
二度目のノーサイド

二度目のノーサイド[文庫] (小学館文庫)
元実業団ラガーマンの桐生は仕事にも家庭にも中途半端な生活を送っている中年会社員。同点の末、くじ引きで負けた最終試合が忘れられない。そんな時、元マネージャーだった同僚の死を知る。「俺はこのままでいいのか」スポーツキャスターになった者、田舎で教師になった者、問題のある金融会社に入り、警察に追われている者…。予算削減による廃部以来、離散していたチームメイトたちと、もう一度あの日の試合に決着をつけるために、連絡を取り始めた桐生。果たして再試合を迎えることはできるのか。
引用:「BOOK」データベース
10 -ten- 俺たちのキックオフ

10 -ten- (実業之日本社文庫)
リーグ戦四連覇を目指す強豪・城陽大ラグビー部が初戦に大勝した夜、監督が急死。チームはヘッドコーチから昇格した七瀬に引き継がれた。彼は従来の城陽ラグビーと相反する戦術を試みるが、亡き監督の息子でキャプテンの進藤は反発。OBも介入し、チーム内に不協和音が。新たな戦術にこだわる七瀬の真意とは。そして、最後に栄冠をつかむのは誰か!?
引用:「BOOK」データベース
クラッシャー(スポーツ小説アンソロジー『風色デイズ』に収録)

風色デイズ (ハルキ文庫)
競技を通じ、自らの限界に挑み、時に超える。他人と衝突し、時に理解し合う…。若き競技者の、喜怒哀楽に満ちた日々。あさのあつこ×マラソン、梅田みか×バレエ、大崎梢×バスケットボール、川島誠×ハンドボール、堂場瞬一×ラグビー、はらだみずき×サッカー、三羽省吾×野球―各々思い入れたっぷりに描いた、今、この文庫でしか読めない全七篇。スポーツが不足がちな方も、過剰気味な方にも、よく効くアンソロジー。
引用:「BOOK」データベース
最後にその他編です。
マスク(プロレス)

マスク (集英社文庫)
スポーツジャーナリストの水野は、家族を捨てたプロレスラーの父が死んだと聞き、メキシコの街セントロへ向かう。太陽のように崇められた人気仮面レスラー“エル・ソル”とは、どんな男だったのか。プロレスが唯一の娯楽という貧しい街で、孤児達をかわいがったという父。なぜ、彼は私を捨てたのか―。街で暮らしながら、関係者の証言を集めていく水野が知った父の実像とは…。熱血青春小説。
引用:「BOOK」データベース
天空の祝宴(フリークライミング)

天空の祝宴
岩本空はフリークライマー。世界各地を転戦して大会に出場し、ヨセミテなどでフリークライミングに挑んでいた。しかし、クライミングの好敵手で、親友でもあった江藤が、ヨセミテの巨大一枚岩「ザ・ウォール」攻略中に転落死した!?以来、第一線から退き、義父の店でフリークライミングの教室を手伝う岩本のもとに、江藤の妻・夏海が突然訪ねて来る。一周忌を前に遺品を整理し始めたら、江藤の日記が見つかったというのだ。それには、今まで誰も成功していない「ザ・ウォール」の初見での登攀成功にかける熱い思いが書かれていた―。
引用:「BOOK」データベース
水を打つ(競泳)

水を打つ(上) (実業之日本社文庫)
競泳自由形の日本記録を持つ矢沢大河は、前回の五輪の4×100mメドレーリレーでは僅差でメダルを逃がし、雪辱を期している。そこに現れたのが高校3年生の小泉速人。不穏当な言動で選手の反発を買う小泉は、新型水着「FS‐1」を身につけて好記録を叩き出す―個人競技におけるリレーとは何か、ツール(水着)とは何かを迫真の筆致で描く問題作。
引用:「BOOK」データベース

水を打つ(下) (実業之日本社文庫)
前回の五輪の4×100mメドレーリレーでは僅差でメダルを逃がした日本男子競泳チーム。その雪辱を果たすための舞台・東京オリンピックがいよいよ開幕する。新型水着「FS‐1」は認可されるのか、孤立を深める小泉はリレーのメンバーに選ばれるのか。選手、スポーツメーカーの勝利への欲望が極致に達するとき、「take your marks」―プールにスタート音が鳴り響く。
引用:「BOOK」データベース
独走(オリンピックほか)

独走 (実業之日本社文庫)
国家に管理・育成されるアスリートの苦悩。オリンピック柔道金メダルを花道に引退した沢居弘人は、スポーツ省から特別強化指定選手「SA」の高校生・仲島雄平のサポートを命じられる。陸上長距離で日本記録を更新する反面、メンタルが弱い仲島の意識改革が狙いだった。次回五輪での金メダル倍増計画を国策に掲げ、アスリートを管理育成する体制に違和感を覚えながら、仲島は練習に励むが…。
引用:「BOOK」データベース
ターンオーバー(野球・アメリカンフットボールほか)

ターンオーバー (ハルキ文庫)
プレーする興奮と観る感動をそのままに――アスリートたちの様々な瞬間を切り取った、手に汗にぎる純スポーツ小説集。
引用:「BOOK」データベース
ルール(クロスカントリースキー)

ルール 堂場瞬一スポーツ小説コレクション (実業之日本社文庫)
クロスカントリースキー選手・竜神真人が現役復帰した。二大会連続で五輪金メダルを獲得、国民的英雄と祟められ引退した竜神。彼の評伝執筆に取り組む新聞記者で旧友の杉本直樹は、復帰の真意を探って取材を重ねるうち、ある疑念を抱く。竜神は“致命的なルール違反”を犯したのではないか―。記者の使命と友情の狭間で、杉本は真実に迫るが…。
引用:「BOOK」データベース