今回は、原田マハさんの作品について読む順番を紹介します。
原田 マハ
1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事を経て、森ビル森美術館設立準備室に勤める。森ビル在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。その後独立し、フリーのキュレーター、カルチャーライターへ転身。2005年『カフーを待ちわびて』で日本ラブストーリー大賞を受賞し作家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞、17年『リーチ先生』で新田次郎文学賞を受賞。
BOOK著者紹介情報
作品数が多い為、改ページにて対応させて頂いております。
【原田マハ×読む順番】小説とその他と全作品集めてみました

原田マハさんの全作品一覧です。刊行順に読む順番をまとめてあります。
- 【2006年】カフーを待ちわびて
- 【2007年】一分間だけ
- 【2007年】普通じゃない。
- 【2008年】ランウェイ☆ビート
- 【2008年】ナンバーナイン
- 【2008年】ごめん→改題:【2012年】 夏を喪くす
- 【2008年】さいはての彼女
- 【2008年】おいしい水
- 【2008年】キネマの神様
- 【2009年】花々
- 【2009年】ギフト
- 【2009年】翼をください
- 【2010年】インディペンデンス・デイ→改題:【2012年】独立記念日
- 【2010年】星がひとつほしいとの祈り
- 【2010年】本日は、お日柄もよく
- 【2010年】風のマジム
- 【2011年】いと 運命の子犬
- 【2011年】小説 星守る犬
- 【2011年】まぐだら屋のマリア
- 【2011年】でーれーガールズ
- 【2011年】永遠をさがしに
- 【2012年】楽園のカンヴァス
- 【2012年】旅屋おかえり
- 【2012年】生きるぼくら
- 【2013年】さいはての彼女
- 【2013年】ジヴェルニーの食卓
- 【2013年】総理の夫
- 【2013年】ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言
- 【2014年】翔ぶ少女
- 【2014年】太陽の棘
- 【2014年】奇跡の人
- 【2014年】あなたは、誰かの大切な人
- 【2015年】異邦人(いりびと)
- 【2015年】モダン
- 【2015年】ロマンシエ
- 【2016年】暗幕のゲルニカ
- 【2016年】デトロイト美術館の奇跡
- 【2016年】リーチ先生
- 【2017年】サロメ
- 【2017年】アノニム
- 【2017年】たゆたえども沈まず
- 【2018年】スイート・ホーム
- 【2018年】常設展示室
- 【2019年】美しき愚かものたちのタブロー
- 【2019年】消えない星々との短い接触
- 【2019年】風神雷神
- 【2020年】〈あの絵〉のまえで
作品の詳細です。
【2005年】ソウルジョブ 女30歳・運命の仕事に出会う
彼女たちはいかにしてソウルジョブを実現したのか?仕事によって生かされた36人の女性が教える運命の扉の開き方。
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【2006年】カフーを待ちわびて
もし絵馬の言葉が本当なら、私をあなたのお嫁さんにしてください―。きっかけは絵馬に書いた願い事だった。「嫁に来ないか。」と書いた明青のもとに、神様が本当に花嫁をつれてきたのだ―。沖縄の小さな島でくりひろげられる、やさしくて、あたたかくて、ちょっぴりせつない恋の話。選考委員から「自然とやさしい気持ちになれる作品」と絶賛された第1回『日本ラブストーリー大賞』大賞受賞作品。
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【2007年】一分間だけ
ファッション雑誌編集者の藍は、ある日ゴールデンレトリバーのリラを飼うことになった。恋人の浩介と一緒に育て始めたものの、仕事が生きがいの藍はは、日々の忙しさに翻弄され、何を愛し何に愛されているかを見失っていく…。浩介が去り、残されたリラとの生活に苦痛を感じ始めた頃、リラが癌に侵されてしまう。愛犬との闘病生活のなかで、藍は「本当に大切なもの」に気づきはじめる。“働く女性”と“愛犬”のリアル・ラブストーリー。
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【2007年】普通じゃない。
将来の夢を抱きつつも職はなく悩める毎日を送っていたしいなは、植物公園で一風変わった老人と出会った。そして老人に誘われるままに就職を決め、初出社。なんと彼は今をときめく超高層ビル群を次々に手掛ける、大手都市開発会社社長“権田原大咲”だった!!憧れのキャリア・ガールへスタートを切ったと思ったのもつかの間、配属先はホコリだらけの地下4階、これっていったいどういうこと???SNS「mixi」公式企画「ミクドラ」として限定公開された初の小説を書籍化。連載時から話題沸騰!共感度120%の一途な夢と仕事と友情と恋の物語。
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【2008年】恋のかたち、愛のいろ
栄転の歓送会で苦い思いのキャリアウーマン、外国の片田舎で片割れを見つけた留学生、同じ男に三股をかけられた3人のルームメイト、結婚式の控え室で何かを待つ花嫁、朝のファーストフード店で過食する主婦、久しぶりのお見合いに対峙する34歳の栄養士、間違いメールを受け取った大学生…。様々な形と色に描かれる恋の行方は?人気女性作家7人による、珠玉の恋愛小説アンソロジー。
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【2008年】ランウェイ☆ビート
ある日現われたおしゃれな転校生ビートは、イジメられっ子犬田のファッションを大改造して一躍クラスの人気者に。「誰にでもポテンシャルはある!」ビートの魔法の言葉に勇気づけられ、ファッションに興味のなかった仲間たちが前代未聞の現役高校生ファッションブランドを立ち上げる。彼らはファッション業界に革命を巻き起こせるのか?日本ラブストーリー大賞作家が贈る感動の青春小説。
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【2008年】ナンバーナイン
東京でインテリア・アートの販売員をするOL、真紅。仕事に挫折し、母親の待つ故郷に帰るべきではないかと悩んでいたある日。ふと立ち寄った宝石店で出会った見知らぬ中国人紳士に運命的な恋をする。真紅は「また会いたい」という一心で、紳士に渡された電話番号を頼りに上海に渡る。まるで見えない糸に導かれるように再会する二人。未来は、幸せなものかと思われたが―。上海を舞台に繰り広げられる大人の恋愛物語。
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【2008年】ごめん
範子―偶然目にした詩が、自分たちを捨てた父親の記憶を呼び起こした。陽菜子―意識不明の夫の口座に毎月お金を振りこみ続けていた人物と、ついに対面を。咲子―不倫と新たな恋。病気を告知され、自分の願いがはっきりわかる。麻理子―行方不明の親友と暮らしていたNYのアパートを、7年ぶりに訪れて。―その瞬間、4人の女性は何を決意したのか?『カフーを待ちわびて』から2年。日本ラブストーリー大賞作家が、揺れ動く女性たちを描いた感動小説集。
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【2008年】さいはての彼女
25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!?だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。
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【2008年】おいしい水
あの頃、誰かを好きになると、世界が、変わる。―若い恋の“決定的瞬間”をたどったラブストーリー。
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【2008年】キネマの神様
39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、多額の借金が発覚した。ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることに。“映画の神様”が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。
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【2009年】花々
明青と幸が出会ったとき、島では何が起こっていたのか。ダイバーズショップの純子、明青の初恋の女性、成子。さまよえる花々の、美しくも儚い島物語。『カフーを待ちわびて』から3年。奄美諸島の小さな離島を舞台に生まれた感動のサイドストーリー。
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【2009年】ギフト
忙しさの中で見落としている「贈り物」をあなたへ。第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞、『カフーを待ちわびて』の著者が贈る、珠玉のショートストーリー。
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【2009年】翼をください
暁星新聞の記者である青山翔子は、社内の資料室で一枚の写真を見つけた。それは、1939年に世界初の世界一周を成し遂げた「ニッポン号」の写真だった。翔子は当時、暁星新聞社が社運をかけて取り組んでいたプロジェクトにカメラマンとして参加していた男を追って、カンザス州アチソンへと飛ぶ。老人ホームで暮らす山田は、翔子から渡された古い写真を見て、重い口を開いた。そこには、ある米国人女性パイロットの姿が―。
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カンザス州の田舎町に生まれ育ったエイミー・イーグルウィングは、女性として初めて大西洋横断飛行に成功するなど、数々の記録を打ち立てていた。大空を自由に駆けることに魅了されたエイミーは、空から見た地平には国境が存在しないことに気づく。世界平和のために、自分は飛ぶのだ、と。その強い信念はやがて彼女を、世界一周に挑む「ニッポン号」との邂逅へとみちびく。数奇な真実に彩られた、感動のヒューマンストーリー。
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【2010年】インディペンデンス・デイ
閉塞した日常、退屈な仕事、つまらない男、結婚への焦燥……。
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でも――。
顔をあげ、風を感じてごらん、世界はやさしく豊かだ。
親元から離れたい娘、スキャンダルに巻き込まれたニュース・キャスター、他人の幸せを見送る結婚式場で働く女性、夢にもがき、恋に悩む……
様々な境遇に身を置いた女性たちの逡巡、苦悩、決断を丁寧に切り取り描いた連作短篇集。
大人になって、知ってしまった。
社会に出て、知ってしまった。人生甘くないし、不公平だな、理不尽だな、ってことが、たくさんある。
いやになるくらい、落ち込んだり、あせったり、つまずいたり……。
でも、学んだことだってある。
人生に潔く向き合う気持ちがあれば、遠くまで歩いていけるんじゃないかな。
ふと振り返ると、ずいぶん歩いたな、という日がきっとくる。
大切なのは、「潔く向き合う気持ち」を忘れないこと。
読むほどに、元気になって、視線もグッと上がる1冊。