今回は、加藤シゲアキの作品の読む順番を紹介致します。
加藤 シゲアキ:
1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。2012年1月、『ピンクとグレー』で作家デビュー。同作は16年に映画化され、大ヒットした。以降『閃光スクランブル』『Burn.-バーン-』(以上、渋谷サーガ3部作)と年1作のペースで執筆を続ける。最新刊は『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』。NEWSのメンバーとして芸能界でも活躍の場を広げ、近年はドラマやバラエティ、情報番組などに出演し、アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。
引用:Amazon
本題へ入る前に、わからない読書用語にご活用下さい。
- アンソロジー…違った作者による詩文などの作品を集めたもの、または、同一作家による作品集
- エッセイ…自由な形式で持論を述べた散文(≓随筆、随想)
- 編纂…書物の内容をまとめること
それではみていきましょう。
【加藤シゲアキ✕読む順番】小説を全作品をまとめました
【加藤シゲアキ✕読む順番】小説のまとめ
- 【2012年】ピンクとグレー
- 【2013年】閃光スクランブル
- 【2014年】Burn. ―バーン―
- 【2015年】傘をもたない蟻たちは
- 【2017年】チュベローズで待ってる【AGE22・AGE32】
- 【2020年】オルタネート
【2012年】ピンクとグレー
大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまうが…。ステージという世界の魔法、幻想に魅入られた幼なじみの2人の青年の愛と孤独を鮮やかに描いた、切ない青春小説。
引用:「BOOK」データベース
閃光スクランブル
人気アイドルグループのメンバー・亜希子は、世代交代の現実に思い悩み大物俳優と不倫を続けている。最愛の妻を亡くし、ゴシップカメラマンとして生計を立てる巧はそのスクープを狙っていた。2人はある事件を機に出会い、思いがけない逃避行が始まる。瞬く光の渦の中で本当の自分を見つけられるのか。渋谷スクランブル交差点で激しく交錯するパパラッチと女性アイドルの人生―愛と再生を描く疾走感あふれるエンタメ小説。
引用:「BOOK」データベース
Burn. ―バーン―
演出家として成功し子どもの誕生を控え幸せの絶頂にいたレイジは、失っていた20年前の記憶を不慮の事故により取り戻す。天才子役としてもてはやされていたレイジの現実はただの孤独な少年。突如現れ、イジメから救ってくれた魔法使いのようなホームレスと優しきドラッグクイーンと奇妙な関係を築くうちに冷め切った心は溶け始めるが、幸せな時は続かなかった…。少年の成長を通して愛と家族の本質に迫るエンタメ青春小説!
引用:「BOOK」データベース
傘をもたない蟻たちは
かなわない―。天才肌の彼女に惹かれた美大生の葛藤。書いた原稿がそのまま自分の夢で再現される不思議な現象にのめりこんでいく小説家の後悔。幼なじみの秘密を知り、彼との接し方がわからなくなってしまった男子中学生の苦悩。自分の心に正直でいたいだけなのに。誰もが胸に抱える生ぎづらさを鮮烈に切り取った、著者初の短編集。単行本未収録作品であるタイムリープSF「おれさまのいうとおり」を加えた全7編。
引用:「BOOK」データベース
チュベローズで待ってる【AGE22・AGE32】
就活に惨敗し、自暴自棄になる22歳の光太の前に現れた、関西弁のホスト・雫。翌年のチャンスにかけ、就活浪人を決めた光太は、雫に誘われるままにホストクラブ「チュベローズ」の一員となる。人並み外れた磁力を持つ雫、新入りなのに続々と指名をモノにしている同僚の亜夢、ホストたちから「パパ」と呼ばれる異形のオーナー・水谷。そして光太に深い関心を寄せるアラフォーの女性客・美津子。ひとときも同じ形を留めない人間関係のうねりに翻弄される光太を、思いがけない悲劇が襲う―。
引用:「BOOK」データベース
2025年。ゲーム会社に就職した光太は、気鋭のクリエイターとして活躍しながらも、心に大きな喪失感を抱えていた。そんな彼の前に、再び現れたチュベローズの面々。折しも、不気味な女子高生連続失踪事件が世間を騒がせ、光太が心血をそそぐプロジェクトは大きな壁にぶつかろうとしていた。停滞した時間が一気に動き出そうとするなか、否応なしに過去と向き合った末に、光太がたどりついた10年前の恐ろしくも哀しい真実とは―。
引用:「BOOK」データベース
オルタネート
高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。全国配信の料理コンテストで巻き起こった“悲劇”の後遺症に思い悩む蓉。母との軋轢により、“絶対真実の愛”を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津。高校を中退し、“亡霊の街”から逃れるように、音楽家の集うシェアハウスへと潜り込んだ尚志。恋とは、友情とは、家族とは。そして、人と“繋がる”とは何か。デジタルな世界と未分化な感情が織りなす物語の果てに、三人を待ち受ける未来とは一体―。“あの頃”の煌めき、そして新たな旅立ちを端正かつエモーショナルな筆致で紡ぐ、新時代の青春小説。
引用:「BOOK」データベース