今回は、佐野徹夜の作品を読む順番について紹介致します。
京都生まれ。『君は月夜に光り輝く』で第23回電撃小説大賞“大賞”を受賞、デビュー。同作は大ヒットを記録し映画化も果たすなど、一躍、青春小説の旗手として注目される
引用:BOOK著者紹介情報
本題へ入る前に、わからない読書用語にご活用下さい。
- アンソロジー…違った作者による詩文などの作品を集めたもの、または、同一作家による作品集
- エッセイ…自由な形式で持論を述べた散文(≓随筆、随想)
- 編纂…書物の内容をまとめること
それではみていきましょう。
【佐野徹夜×読む順番】小説を全作品まとめました

全作品を紹介します。
- 【2017年】君は月夜に光り輝く
- 【2017年】この世界にiをこめて
- 【2018年】アオハル・ポイント
- 【2019年】君は月夜に光り輝く +Fragments
作品の詳細です。
君は月夜に光り輝く
大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間が再び動きはじめた。今を生きるすべての人に届けたい最高のラブストーリー。
引用:「BOOK」データベース
この世界にiをこめて
生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた1通のメール。“現実に期待なんかしてるから駄目なんだよ”でも、それは届くはずのないメール。送り主は吉野紫苑。彼女は、屈折した僕の唯一の女友達で、半年前に死んでしまった天才小説家だった。あり得ないはずのメールのやりとりから、僕は失った時間を取り戻していく。やがて、遺された吉野の最後の言葉に辿りついた時、そこには衝撃の結末が待っていた―。
引用:「BOOK」データベース
アオハル・ポイント
人にはポイントがある。ルックス、学力、コミュ力。あらゆる要素から決まる価値、点数に、誰もが左右されて生きている。人の頭上に浮かぶ数字。そんなポイントが、俺にはなぜか見え続けていた。例えば、クラスで浮いている春日唯のポイントは42。かなり低い。空気が読めず、友達もいない。そんな春日のポイントを上げるために、俺は彼女と関わることになり―。上昇していく春日のポイントと、何も変わらないはずだった俺。これはそんな俺たちの、人生の分岐点の物語だ。
引用:「BOOK」データベース
君は月夜に光り輝く +Fragments
不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。余命ゼロの彼女が、クラスメイトの僕・岡田卓也に託したのは「最期の願い」の代行だった。限られた時間を懸命に生きた、まみずと卓也の物語の「その後」とは―。「僕は今でも君が好きだよ」少しだけ大人になった卓也と、卓也の友人・香山のそれぞれが描かれていく。他、本編では語り尽くせなかった二人のエピソードも収録。生と死、愛と命の輝きを描き、日本中を感動に包み込んだ『君月』ワールドが再び。
引用:「BOOK」データベース