今回は、宇佐見りんの作品の読む順番を紹介致します。
1999年静岡県生まれ、神奈川県育ち。現在大学生、21歳。2019年、『かか』で第56回文藝賞受賞、史上最年少で第33回三島賞を受賞。
引用:「BOOK著者紹介情報」
本題へ入る前に、わからない読書用語にご活用下さい。
読書用語CHECK
- アンソロジー…違った作者による詩文などの作品を集めたもの、または、同一作家による作品集
- エッセイ…自由な形式で持論を述べた散文(≓随筆、随想)
- 編纂…書物の内容をまとめること
それではみていきましょう。
【宇佐見りん✕読む順番】小説を全作品をまとめました

【宇佐見りん✕読む順番】小説のまとめ
- 【2019年】かか
- 【2020年】推し、燃ゆ
かか
19歳の浪人生うーちゃんは、大好きな母親=かかのことで切実に悩んでいる。かかは離婚を機に徐々に心を病み、酒を飲んでは暴れることを繰り返すようになった。鍵をかけたちいさなSNSの空間だけが、うーちゃんの心をなぐさめる。脆い母、身勝手な父、女性に生まれたこと、血縁で繋がる家族という単位…自分を縛るすべてが恨めしく、縛られる自分が何より歯がゆいうーちゃん。彼女はある無謀な祈りを抱え、熊野へと旅立つ―。未開の感性が生み出す、勢いと魅力溢れる語り。痛切な愛と自立を描き切った、20歳のデビュー小説。第56回文藝賞受賞作。
引用:「BOOK」データベース
推し、燃ゆ
推しが炎上した。ままならない人生を引きずり、祈るように推しを推す。そんなある日、推しがファンを殴った。
引用:「BOOK」データベース