
ルームシェアする時に必要な費用がどのくらいか知りたい。ついでに1ヶ月の生活費も知りたいなぁ。
今回はそのような疑問に答えます。
私は3年程前からルームシェアをしていて、人生において4回程引っ越しをしているので参考にしてみて下さい。
それでは本題に入ります。
ルームシェアに必要な費用をまとめてみた【引っ越しから新生活まで】

ルームシェアを開始するまでに、引っ越し費用と初期費用が必要になります。
そして、引っ越しが完了すると月ごとに生活費が発生します。
1人暮らしの時と内容は変わりませんが、ルームシェアの場合は人数によって支払いを分けられるのでかなり費用を抑えられることになります。
これはルームシェアの最大のメリットになります。
それでは詳しくみていきましょう。
引っ越し費用の概要
引っ越し費用については、今賃貸を借りている方であることが大前提のお話です。
業者を使わなくてもOKという方はもちろん無料です!
それでは見ていきましょう。
①基本運賃+②割増料金+③実費+④付帯サービス
①~④の合計が引っ越し料金となります。
1つずつ説明していきます。
①基本料金
荷物量×距離で増減額が定義されているため引越し業者ごとにこの項目が大幅に変わることはありません。国土交通省が定めている金額に準拠した金額で設定されます。
②割増料金
繁忙期、土・日・祝日、などで割増が引っ越し料金に加算されます。
③実費
引越し作業員の人件費や、ダンボール箱などの梱包資材費、高速道路を利用した場合の交通費などです。
④付帯サービス
エアコン取り外し・付け、ピアノ運搬、不要品の処分、部屋の掃除、車・バイクの輸送などで発生します。引越し業者ごとに料金設定が大きく違い、引っ越し料金を安く抑えるうえでは重要な項目となるので、必ず項目別でいくらになっているのか確認するようにしましょう。
引っ越し料金を少しでも安くしたい!という方は、下記の見積もりサイトにて『日付』『現住所』『引っ越し先住所』を入力するだけで最安値が確認できます。
全て無料になっていますので是非ご活用下さい。
引っ越し費用は、時期(繁忙期や閑散期)・暦・距離・時間などで料金が変動するので、相場という概念は曖昧になってくると思います。
そこでと言ってはなんですが、引っ越し料金がお得になる割安条件3つをまとめたので参考にして下さい。
単純に上記の逆が高くなります。
これを知っているだけでもだいぶ節約できるので合わせて覚えておいて下さい。
初期費用の概要
初期費用をまとめると以下の項目になります。
- その①:敷金(家賃1ヶ月程度)
- その②:礼金(家賃1ヶ月程度)
- その③:前家賃(家賃1ヶ月程度)
- その④:仲介手数料(家賃0.5~1ヶ月程度)
- その⑤:火災保険料(最大でも2万円程度)
- その⑥:鍵交換費用(1.5万円程度)
- その⑦:消毒・害虫駆除代(最大2万円程度)
- その⑧:安心パック(1~2万円程度)
- その⑨:保証料金(家賃+共益費0.5ヶ月)
初期費用の相場は家賃の4~5ヶ月分と言われています。
1つずつ見ていきましょう。
その①:敷金
部屋を退去する時の原状回復費用に充てられ、差引額が返ってきます。
その②:礼金
大家さんにお礼の意味で払うお金です。退去する時には戻ってきません。
その③:前家賃
入居する月の家賃を前払いで支払います。月の途中から入居する場合は、日割り家賃が発生します。
その④:仲介手数料
物件の案内や契約手続きを行った不動産会社に支払います。法律で上限は家賃の1カ月分と決められています。
その⑤:火災保険料
火災や水漏れトラブルなどに備えて、損害保険に加入する必要があり、損害保険会社に支払います。
その⑥:鍵交換費用
以前の住民が退去した後、新しい玄関のドアの鍵を作ります。
その⑦:消毒・害虫駆除代
薬剤を散布してゴキブリやダニなどの害虫を駆除する引越しのオプションサービスです。
その⑧:安心パック
不動産会社が運営するサービスパックがつけられることがあります。室内設備の故障や不具合・鍵の紛失などがあった場合に24時間体制でサポートしてくれるサービスや、人災・天災における家財の損害を保証してくれるサービスなどが含まれています。
その⑨: 保証料金
家賃保証会社を利用する場合に支払うお金で、戻ってきません。万が一、家賃を払えなくなった場合の備えになります。連帯保証人がいれば不要なケースもあります。
余談ですが、家賃は時期によって変動することをご存じですか?
もしかしたらお隣さんと家賃が違うかもしれません。
なぜならば、春の入学、就職シーズンが終わると引越し件数は大幅に減ります。
空室である状態が続いてしまうと貸主側は家賃収入が得られません。
というわけで、6月~8月頃までは家賃を下げたり、敷金や礼金を下げたりして入居者が契約しやすい条件にする傾向があります。
月ごとの生活費の概要
住民同士が関わってくる生活費になります。
- 家賃(管理費)
- 駐車場
- 水道・光熱費
- 食費
- 通信費
- 生活日用品
その他、個人的な出費としては、以下があります。
- 交際費
- 嗜好品
- 保険料
- その他(ジム、ローン、通院費)
最後に:まとめ
- ルームシェア開始までには、引っ越し費用と初期費用がかかる。
- 引っ越し費用:時期(繁忙期や閑散期)・暦・距離・時間などで料金が変動
- 初期費用:家賃の4~5ヶ月分
- 引越し業者の繁忙期は3月と4月。(通常より1.5~2倍割高になる。)
- 家賃が安いのは6月~8月。(初期費用は時期によって変動する。)
- 個人的な出費以外は基本折半になるので、かなりの節約になる。
まず予算を考えることは、人生設計においても大事なことです。計画的に行動することでスムーズなシェア生活が始められるといいですね。
ルームシェアの始め方については以下をご覧ください。